新しい駅の古い思い出

2010年07月18日

新しい駅の古い思い出
ただいま実家に帰省しています。


青森市では新幹線の開通へ向け
「新青森駅」の工事が急ピッチで進められています。


ずっと昔
「新青森駅」は
鄙びた無人駅でした。


いつでも人気が少なくて

錆びた階段や待合室は落書きだらけ

来る列車はローカル線が一時間半ごとに一本のみ

ホームのど真ん中には
なぜかピンク色の公衆電話が突っ立っているという

田舎にありがちなボロ駅でした。





小学校の通学路にあった「新青森駅」は

子供の恰好の遊び場でした。



昔はよく田んぼとヒマワリ畑に囲まれた「新青森駅」で

「グリコ」とか「たかおに」とかしてました。


ランドセルを背負ったみんなで

「ボロ駅なのにどこが“新”なんだこの駅は!」

とか言っていました。(失礼)





当時の自分は

十数年後の「新青森駅」が

こんな立派なところになるとは想像もしていませんでした。笑




新幹線開通に伴い


古かった小学校も
古かった踏切も
田んぼもヒマワリ畑も

今はもうなくなってしましました。






けどなくならなければ


懐かしく思い出すこともなかったかもしれませんね。


Posted by はらぺこあおむし at 23:47│Comments(0)
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